発売(配信開始)年 / ジャンル
【キャスト】
【スタッフ】
感想
2005年(PS2)、2011年(3DS)
/ テイルズマザーシップ
【キャスト】
ルーク・フォン・ファブレ、アッシュ: 鈴木千尋
ティア・グランツ:ゆかな
ジェイド・カーティス:子安武人
アニス・タトリン:桃井はるこ
ガイ・セシル:松本保典
ナタリア・ルツ・キムラスカ・ランバルディア:根谷美智子
ミュウ:丸山美紀
イオン:大谷育江
ヴァン・グランツ:中田譲治
【スタッフ】
開発、発売:バンダイナムコゲームス
プロデューサー:吉積信
メインシナリオライター:実弥島巧
キャラクターデザイン:藤島康介、奥村大悟
『テイルズ オブ ジ アビス』は、テイルズシリーズ第8作でシリーズ10周年記念作品。PS2で発売したのち3DSに移植され、2008年にテレビアニメ化、2017年にはシリーズ初の舞台化もされた。
スマホアプリの『アスタリア』『レイズ』でもアビスのキャラクターや舞台がピックアップされることが多く、発売から年数が経った今でも公式供給の絶えない人気タイトル。
(ルークのキャラクター人気や脚本の実弥島巧氏が派生作品のシナリオ担当であることも大きな要因である)
私の保典さん好きの原点。
といってもプレイ当時は声優さんを意識するまでいかなかったんですが、いつもなら好きにならない「キザで女たらしなザ・イケメン」であるガイを好きになったのは保典さんパワー(?)が多分にあるからだろうなあと思ってます。
よく見る女たらし・フェミニストキャラは何となく鼻に付くというか、天邪鬼なのでちょっとイラっとするというか…(笑)
私がガイを見て素直に「かっこいい♥」となるのは、保典さんの
「人の良さがにじみ出ていて」「なよなよしてない男らしい」お声の賜物
ではないか?!と思えてなりません。女性を褒めちぎるときも、わざとらしくなく、変にカッコつけないで話すのがかえって素敵。それでいてシリアスなシーンではガツンと響く演技をして下さるし、女性恐怖症のコミカルなシーンは抜群にかわいいし…。
発売から10年後に再燃して改めて、ガイは保典さん以外に考えられないな!と感じています。ありがとうキャスティング担当…ありがとうバンナム…。
キムラスカの王位第三継承者であるルークは、7年前に敵国マルクトに誘拐されて以来屋敷で軟禁生活を送っていた。
彼の数少ない楽しみは使用人ガイとの剣舞やヴァン謡将との剣術稽古だったのだが、ある日ヴァンを打ち取ろうとオラクル騎士団のティアが屋敷に侵入し、居合わせたルークは不可思議な力によって彼女と共に瞬間移動してしまう。
マルクト領土に飛ばされてしまった二人はキムラスカを目指し旅をすることになり、道中マルクト軍人のジェイドと宗教団体ローレライ教団の導師イオン、彼の護衛であるアニスと行動を共にする。
やがてルークを捜索していたガイと婚約者のナタリアも合流するが、ルークはヴァンの企みにより世界を破滅させる計画に加担させられてしまう。
ヴァンの真意を知ったルークは師匠を倒すことを決意し、自身の出生に隠された秘密と戦いながら世界を救う旅に出発する。
ガイ様はルークの親友兼使用人。
誘拐されてから記憶喪失になってしまったルークの世話をし、歩き方や話し方をイチから教えた兄貴分兼パパでもある。
しかしその正体はルークの父に一族郎党を滅ぼされた貴族の生き残りであり復讐者で、ラスボスのヴァンとも主従関係にある。
普段は温厚な性格でパーティの中では苦労性だが、趣味の機械を前にすると子供のように興奮する機械ヲタクでもある。
天然たらしであり女性にモテモテだが、本人は女性恐怖症でことあるごとに弄られている。
そして金髪碧眼のイケメン。
どう考えても設定を盛りすぎである。
こんな美味しい設定てんこ盛りのガイ様ですが、プレイヤーの記憶に一番残っているのは「常にルーク(=プレイヤー)の味方であった」という点でしょう。仲間に見限られアッシュに彼らを取られてしまった後、アラミス湧水洞で待っていてくれたガイに感動したプレイヤーも多いはず。
それでいて実はヴァンと内通していたり、ヴァンの企みの被害者であるアッシュに辛辣に当たりつづけたりと、決して聖人君子ではないところも良い。これで完全無欠な性格だったり、ファンタジーの登場人物にありがちな「俺たち仲間だろ!^^」を連呼するようなキャラだったら、少なくとも私は好きになっていなかったな~と思います。基本的に善人だけど汚いところもあるというのが、等身大の人間らしくて良いんです。
余談ですが、保典さんはオーディション当初ガイではなくルークとアッシュ役で応募し、選考が進んだ途中でスタッフの采配によりガイ役に決まったとか(スペシャルファンディスク・キャスト座談会より)。正直、アビス発売当時保典さんは既に45歳でいらっしゃったので、「渋谷風にーちゃん」を要求されるルーク役はキツイものがあるのでは?!と大変失礼なことを考えましたことをここにお詫びしておきます(笑)
きっと事務所の人がやらせたがったんだろうなぁ…(*´ω`*)
2014年 / テイルズエスコート・クロスオーバー
【キャスト】
ルーク・フォン・ファブレ:鈴木千尋
ソフィ:花澤香菜
ロイド・アーヴィング:小西克幸
ユーリ・ローウェル:鳥海浩輔
ミラ=マクスウェル:沢城みゆき
クレス・アルベイン:草尾毅
ガイ・セシル:松本保典 ほか
【スタッフ】
開発:KLab
発売:バンダイナムコゲームス
2014年配信開始のテイルズお祭りゲーム。一つの世界に全作品のキャラたちが住んでいる、というオリジナル設定を採用。
アビス関連で言うと、キムラスカという国家はあるがマルクトやダアトは存在せず、ルークのレプリカ設定もないので彼がナタリアの正式な婚約者。ルークの教育係はティアが任命されておりガイは護衛剣士というポジション。ジェイドとアニスは連邦国家アジュールのガイアス王(テイルズオブエクリシアの登場人物)に仕え、アッシュは・・・といった具合。
メインストーリーの都合上存在を抹消されてしまったピオニー陛下や非戦闘員のイオン、漆黒の翼などサブキャラクター達もプレイアブルキャラとしてラインナップされているので、各作品のファンには嬉しい仕様。(ただし使い物になるかどうかは別である)
ストーリーは6~7人のメインキャラクター視点で展開され、2017年7月現在で『星のカケラ』編『光と闇の救世主』編『結晶の大地と導きの光』編『追憶の楽園』編が配信。ガイがストーリーに絡んでくるのは主に『光と闇の~』と『結晶の~』編。2017年5月に公開された『追憶の~』編OPにも登場しているので、こちらも出番が期待できる・・・かもしれない。
各クエストの進行にはAPを消費し、好きな時に好きなシナリオを選択して、ガチャで集めたキャラを編成しスライド・タップ操作のバトルを進める。つまりよくあるスタミナ制のキャラクターガチャゲーム。
とはいえAP回復アイテムやガチャアイテムを豊富に配布しているので、無課金でもかなり楽しめると思われる。
ボイスは歴代作品からの流用でほとんどのキャラに実装されており、”ストーリーのメインキャラに選ばれる”か”ボイス付きの書き下ろしが実装される”と撮り下ろされる。ガイの撮り下ろしボイスは2017年6月16日から期間限定で登場した"☆6に覚醒できる☆5ガイ”が初。
☆6(ゲーム内最高レアリティ)キャラには戦闘時ボイスと覚醒後にホームボイス(キャラ画面でキャラをタップすると流れるボイス)が用意されている・・・んですが、6/16に始めたばかりのわたくしはまだ覚醒させるまで至っておりません(ノ∀`) ※追記あり
”覚醒できる☆5ガイ”自体はチュートリアル後1回目のガチャでゲットしたのですが(ほんのり自慢)、☆6に覚醒させるためにはある程度のプレイヤーレベルと膨大な素材アイテムが必要なので…( ´ㅁ` ;)
ただこの☆5ガイ、期間限定で通常衣装ながら作画が自然で素晴らしいので、覚醒できなくてもパーティーに入れているだけでもう楽しいです。高レアリティでもファンからそっぽを向かれるような作画も多い中、このガイは優し気な微笑みが素敵❤ あ~~んガイ様~剣の手入れ(意味深)して~~❤
※11/6追記
ついにガイを覚醒させることが出来ました~!ヽ(*´∀`)八(´∀`*)ノ
覚醒に必要なパートナーキャラのルークがほかに比べて強くって…長かった…。
ホームボイスは全10種。以下ネタバレなので白文字反転。
・「ルークの奴、この旅を通して少しずつ逞しくなってきたんじゃないか。男は世界を見て大きくなる! ってな。あいつにとって良い経験になってるみたいだ」
・「勘違いしないで欲しいんだ!女性には触ったり近付いたり出来ないだけであって、嫌いじゃない!むしろ大好きだ!あっ…いや!今のは誤解だ!信じてくれ!!」
・「ふー。料理上手な奴が食事当番だとつい食べ過ぎちまうな。満腹で眠い…駄目だ!コーヒーでも飲んでおくか」
・「貰ったら嬉しいプレゼント?そうだな…俺の事を考えて選んでくれた物なら何でも嬉しいよ。…この質問、前にルークにもされて、同じように答えたら微妙な顔されたな…」
・「ん?買い出しに行くのか。それなら荷物持ちするよ。一人じゃ大変だろ?こういう時は遠慮無く言ってくれて構わないからな」
・「成程成程!ここの機関が動く事で…あ!良い所に!見てくれよこの機械!とても精密な装置で素晴らしい仕組みが…って、あれ?何処に行くんだ?おーい!!」
・「なぁ、手入れに使っていい布ってあるか?ボロ布でも良いんだが。剣ってのは汚れを小まめに拭かないと斬れ味に影響が出やすいし、なるべく万全にしておかないとな」
・「どうだ。俺も中々のもんだろう。なーんてな。いざって時に力になれるよう精進しないとな」
・「威力の大きい技はトドメを刺せそうな時に使いたいよな。連続で使えない分、タイミングを見極めて使っていこうぜ」
・「随分調子良さそうだな。やる気満々なのは良いが、張切り過ぎてあまり無理しないようにな」
音機関オタクや女性恐怖症、紳士的な性格などの基本の設定を押さえつつ、ちょいちょい聞きもしないのにルーク語りを入れてくるのが流石(笑)お声は全体的に爽やかで落ち着いたテンション。ボイス収録時に保典さんは57歳でいらっしゃいますが、爽やかな好青年声を保ってらしてとっても嬉しかったですね。
ちょっと意外だったのは、ガイがコーヒーを好むらしい?ということ。貴族の使用人という立場から勝手に紅茶党かと思ってました。まあどっちも似合ってかっこいいけど❤
2017年 / テイルズエスコート・クロスオーバー
【キャスト】
イクス・ネーヴェ:花江夏樹
ミリーナ・ヴァイス:照井春佳
マーク・グランプ:三浦祥朗
カーリャ:下地紫野
ガロウズ・アウトソロウ:花輪英司
ゲフィオン:山口由里子
ガイ・セシル:松本保典 ほか
【スタッフ】
開発、運営:バンダイナムコ
シナリオ:実弥島巧 ほか
音楽:桜庭統、椎名豪
2017年配信開始。『アスタリア』と異なり「歴代キャラが原作設定そのままで参戦する」というのが特徴のクロスオーバーもの。
戦闘も自動的に技が繰り出されるスライドアクションではなく、3Dポリゴンを動かしながらフリックで技を出すという本家を踏襲したバトルシステム。
クエスト攻略は『アスタリア』同様スタミナ制。操作キャラクターはクエストをクリアすると確定で入手でき、技を使うための武器や必殺技発動に必要な装備品(魔鏡)をガチャで集めていく。
キャラが必ず手に入り、ボイスは全て撮り下ろし、レアリティ・性能格差がさほどなく好きなキャラを最強にでき設定は原作準拠、と言うのが嬉しい反面、操作キャラは『レイズ』オリジナルの3Dポリゴンを新規で作らなければならないため総数が限られる、というのがネック。
作成に時間がかかるため、参戦キャラの枠争いは熾烈である…( ´-` )
個人的には「原作設定そのままのクロスオーバー」というのが本当に嬉しくて、サービス開始当初から楽しく遊んでいます。まあOPにガイがいたからっていうのが最大の理由ではありますがね!!
しかし悲しいかな、OPにばっちり出演していたにも関わらず、リリース当初のキャストクレジットに松本保典さんのお名前はなかったんですよ。
ガイ様出ないんか~~~い!!_( ┐ノε:)ノズコー
リリース前のゲーム紹介でもOPでガイとルーク・ティアが並んでいる場面が使われていたので、てっきり参戦は確定したものと思ってました(笑)
クレジットには初期参戦以外のキャラを担当する声優さんが数多く載っていたので、これらが全て実装されて制作が進み残りの人気キャラの中からガイが選ばれたのち3Dポリゴンが作成され・・・と、トントンで進んだとしても順番待ちの列は果てしなく長いなあ・・・と遠い目になりましたよ( ゚-゚)
しかし5月1日から一週間、
「人気投票で上位陣は参戦確定もしくは参戦前倒し」という
”推しキャラ投票”が開催され、
ガイは4位を獲得しました!。゚+.(*`・∀・´*)゚+.゚
「いるもんだと思ってた」というファン票と「ガイ参戦 = アビスのイベント追加」を踏んだアビス票が合わさったんでしょうね。
人気キャラ、新作キャラなどが数多くいる中で上位が取れて本当に嬉しい限りでした。
というわけで7月の夏季イベントでガイの参戦が決定!はやくパーティーに入れたい~~!!
※11/6追記
7月31日より開催の季節イベント
「ティル・ナ・ノーグSUMMER~奇跡の救世主とポチ太郎~」にて
ガイが実装されました!
同時実装のコレット(シンフォニアのヒロイン)が”奇跡の救世主”で
”ポチ太郎”というのがガイのこと。 …発表当初は正直、「何それ?」と思いましたが、蓋を開けてみればガイ推しにとってこれ以上ないほどありがたいイベントでした…。バンナムさんありがとう…っ!
”奇跡の救世主”という存在が世間を賑わせていると聞いて調査に乗り出したイクス一行は、ティル・ナ・ノーグに具現化されたコレットと、彼女に付き従う記憶喪失のガイを発見する。ガイの記憶を取り戻すには”明鏡四水”という秘宝が必要らしく、一行は海賊アイフリードの隠れ家で宝探しを開始する。
明鏡四水・一の鏡には、ガイがホド戦争でマリィに庇われた際の様子が映し出される。この時点でガイは自分の出自と、ファブレの屋敷にいた頃のルークのことしか思い出せませんでした。
二の鏡には、障気中和のため犠牲になろうとするルークをガイが必死に止める場面が。「石にしがみついてでも生きることを考えろ!」のシーンです。ガイは自然と涙を流し、パーティメンバーと旅をしたことを思い出す。ティアとジェイドも認識できるように。
三の鏡に映し出されたのは、ケテルブルク・スパで水着姿の女性陣に突っ込むガイの姿。各キャラの水着衣装が貰えるサブイベント
『スパ』の内容ですね。ガイと同じくスケベ大魔王と呼ばれるロイドを絡めたネタ。
そして四の鏡…を探している途中でディストに遭遇し、ガイはティル・ナ・ノーグに具現化されてから記憶を失うまでのことを思い出す。具現化されたガイは同じくティル・ナ・ノーグに現れたディストとともに反乱軍のマークに襲われ、一時協力しようとしたディストの放った爆弾の爆発に巻き込まれ吹っ飛び、記憶を失ってしまったらしい。
ガイは完全に記憶を取り戻し、一行は救世軍四幻将を名乗るディストを退けて無事に明鏡四水を回収。イベントはいったんおわり。
記憶のかけらを一つずつ集めるという形式で原作のシナリオを見せることでアビス未プレイ勢にガイ(とルークの関係)の設定をほんのり説明し、また既プレイ勢も本編で描かれなかった心情が楽しめるという、よくできたイベントだったな~と思います。華麗に参上のシーンも原作再現されてましたし大満足。
特に私に刺さったのは、ガイが障気中和のため犠牲になろうとするルークを思って涙を流したシーン…!
原作では幼馴染のヴァンと決裂しても、ホド戦争の真実を知っても、そしてルークを失うことになっても涙を流すことはなかったガイですが、ついに人前で落涙を…(´;ω;`) 結構衝撃でしたよ…。
ガイはアビス本編だとパーティメンバーを宥めルークを支える立場にあるんですよね。実際にはガイもルークに支えられていてメンバーの皆に助けられているんですが、年上の意地か性分か、人の相談には乗ろうとするのに自分はあまり人に相談しようとしない。ヴァンとの関係をひた隠しにし、平和条約への不信感も直前まで露にせず、ルークが近い将来消滅してしまうということを知っていても黙って傍にいる。アニメDVDの特典ドラマCDでも、マルクト貴族として風当たりの強い生活を送りながら周囲には何でもないように振る舞い、ブウサギに「俺は大丈夫」と話しかけてしまう様子が描かれています(想像するとかなりかわいそう)。
障気中和を実行する際、最後にはルークの意思を尊重し協力したガイが、本当は涙を流すほどつらかったのだということを見える形で示してもらえて本当によかったなと思います。アビスは結局ルークの物語なので、ルークを思うが故に彼に知られまいとするガイの気持ちって表に出てこないんですよね。
まあそういうところを想像する余地があるからこそ二次創作が捗るんですけど。泣き虫弱虫だったガイラルディアちゃんがハイスペック青年ガイ・セシルに成長するまでのあれこれとか妄想が逞しくなりますね…( ´◡` )
で、レイズのガイですが(ダラダラ長い前置きになりました)、
記憶喪失のガイはコレットに従順に付き従う従者で、ご主人様にしっぽを振る完全な下僕と化してました。まさに犬。
コレットに諭されて敬語を止めてからは以前と変わらない口調で、落ち込むルークを気遣う様子を見ると優しい性格もそのままみたい。
思うに、穏やかな気質と主人に従う騎士の姿勢は生来のもので、兄貴肌な所やたまに出る粗野な言葉は使用人生活で培われた(またはストレスフルな生活でスレた)後天的なものなんでしょうね。爵位を取り戻してからも「使用人気質が抜けない」と自虐することがありましたが、大切なものを守ろうとする騎士の心はホドの貴族という出自よりもさらに源流にある、ユリアとアルバートを守ろうとしたシグムントの血がそうさせるのかも。
また、『ティル・ナ・ノーグSUMMER』の後に公開されたイベント『熱血!遠泳メドレーリレー』では、ひょんなことから遠泳メドレーリレー大会に参加することになったイクス達がベルベット率いる敵チーム・ティロルベと対決しティロルベ側マネージャーとしてガイが登場します。さすが海難救助の資格持ち!こんな所にも原作再現が。
…味方チームのミクリオからは「マネージメント能力が優れている」と評されていましたが、「どうせならガイが自分で泳いだ方が有利なんじゃ…」とかいう野暮なツッコミは無しです。だってルークが大会に出たいって言ってるんだもの…。自分が出場するのではなくルークのためにバックアップに全力を注ぐその姿、さすがは根っからの従者です╭( ・ㅂ・)وグッ
ちなみに、ガイが障気中和の光景を見て本編の記憶を全て取り戻したことを考えると(スパイベントはゲームクリアまで発生時期が幅広いので参考にならないとして)、アビス勢はこのあたりでティル・ナ・ノーグに具現化されたことになるんでしょうか?
もしくは、「ガイが涙を流したのはルークが障気中和のせいで近々消滅してしまうことを知っているから」なのだとすればED直前かも。
アビスのキャラはあと少なくともアニスが実装確実ですし(アプリのクレジットに桃井はるこさんのお名前があるから)、敵側にディストもいるのでまた何か掘り下げがあるかもしれません。
それからレイズでのガイのキャラクター性能ですが、個人的には抜群に使いやすいです。やったね(人*´∀`)+・。*
実装キャラ中1、2を争う足の速さなので、フリーランで敵の攻撃をすいすい避けられて本当にラク。足の遅いキャラだと敵の強力な魔法攻撃から逃げきれずモロにダメージを喰らってしまうので、前衛キャラを操作したい人にうれしい性能です。魔鏡技(本家で言う秘奥義)も近接キャラの割に効果範囲が広く、複数の敵にまとめて魔鏡技を当てることが要求される高難易度クエストでも重宝します。
私はアニマ共鳴がないステージでも常にガイ操作でやってるくらい。これで体力が回復できる集気法が追加でもされた日には、本格的にガイしか使わなくなるかもしれない…(笑)
2012年 / 女性向け恋愛ゲーム
【キャスト】
立原志麻:一条和矢
羽山正太郎:松本保典
松本悠一:藤原啓治
佐伯誠人::大川透
ジェイムズ・バーンズ:小杉十郎太
杉本諭:うえだゆうじ
倉澤景:立花慎之介
【スタッフ】
開発:マッドボックス、IINA
シナリオ:ササキムリ、ハラダサヤカ
キャラクターデザイン、原画:千代子
2012年10月に配信を開始した”枯れ専乙女ゲーム”。
「攻略対象オール40over」を謳ったオジサマ好きによるオジサマ好きのためのゲームで、バーテンダー、警察官、軍人、医者など職業制服を着たオジサマが登場。
ストーリーは各キャラの攻略シナリオ以外にイベントストーリーやスペシャルボイスを収録。エンディングは各キャラごとに「受けED」「攻めED」「友情ED」「プレミアムED」が用意され、選択肢で上下するパラメーターによって分岐する。
15年6月30日に更新を終了し、公式サイトは17年3月をもってクローズ。以降は落とし切りのベスト版を配信しているので、今からでもプレイ可能です。
大学3年生の藍田さち(主人公デフォルト名)は、ある日突然”制服のオジサマを前にすると発熱する”という特異体質になってしまう。進級の危うくなったさちは、ゼミの杉村教授から「制服のオジサマを取材し労働意識をレポートにまとめる」という課題を出される。
(羽山正太郎ルート) 調査対象に小さいころからの知り合いである羽山正太郎を選んださちは、彼の勤務する交番に出入りする。過保護な羽山はさちの体調を心配し、勤務時間外も彼女のことを気に掛けるようになる。やがて”近所のお兄ちゃん”以上の感情を羽山に持ち始めたさちだったが、羽山は彼女を妹扱いするばかりでその気持ちに応えてくれようとしない。そんな時、さちに身の危険が迫り…。
羽山正太郎は48歳の警察官。通称”正兄ちゃん”。
立原が45歳、松本が53歳、佐伯が56歳、ジェイムズが49歳、杉本が60歳…なので、攻略対象の中ではまだ若い方。
(ちなみに追加キャラの倉澤は高校三年生ですが”中身が枯れている”らしい)
しかし年齢を抜きにしても、正兄ちゃんは精神年齢がとびぬけて若い。若いというかむしろ子供っぽい。いたずらっぽい表情にウルフカット、言葉遣いも砕けてるし、20歳差の主人公とキャンキャン言い合いするし。
それでいて女心の分からないガサツさとオヤジっぽさもあって、やんちゃなお兄ちゃんがそのまま年を取った、って感じです。
この性格に保典さんのテンション高いおじさんボイス、
ハッキリ言って超かわいい。
普通”オジサマ × 若い娘”って言ったら、
「余裕たっぷりのオジサマに翻弄されるワタシ・・・背伸びして彼に似合う女になりたいのに、大人の色気にクラクラしちゃう❤」
みたいなのが王道展開かと思うんですが、正兄ちゃんと主人公ちゃんは立場が逆転。主人公がグイグイ迫って正兄ちゃんがタジタジ赤面、て場面がいっぱいです。
なのでEDも「攻めED(主人公がイニシアチブを取るエンディング)」がお似合い。(もちろん「受けED」も素敵です❤)
…そういえばオジサマ専科でも保典さんはこんな役でしたね…?
CGも良くて、少年のようなにこ~っ(´▽`) っとした顔や犬が叱られた時のようなしょんぼり…(´・ω・`) とした顔が表情豊かでかわいい。
シチュエーションCDの感想にも書きましたが大型犬みたいなかわいさです。きゅんきゅんします(*´˘`*) 体格いいオジサマなのに!
それでいて正兄ちゃんのシナリオはシリアス色が濃く、恋愛だけでなく二人の成長物語という側面も。イチャイチャを抜きにしても普通にいいお話でびっくりしました。ボリュームもあるのでノベルゲームが好きな方にはお勧めです。
ちなみに、保典さんのキャスティングはシナリオ担当のササキさんのご指名だそう。ありがとうございます~~~!!!(*´人`*) 本当にはまり役なので、保典さんが正兄ちゃんをやってくれてよかった~!と思います。ゲームをプレイされたら、本編では聞けなかったセクシーなボイスがたっぷりなシチュエーションCDもぜひ聞いてください。
必死な正兄ちゃん、ときめく~❤
2017年 / シミュレーション
【キャスト】
米原和正:松本保典
ジョセフ・クラーク:堀内賢雄
グレッグ・デュラント:稲田徹
ヴァルター・ヴィテチェク:中田譲治
朱眞弥生:神田沙也加
ナレーション:沢城みゆき
【スタッフ】
企画、制作:リベル・エンタテインメント
開発、運営:ランド・ホー
音楽:佐藤俊彦
CG:白組
2017年9月1日より配信。女性向けアイドルゲーム『アイ★チュウ』『A3!』などを手掛けるリベル・エンタテインメントが放つ本格海戦ゲーム。
艦隊ゲームと聞くと『艦隊これくしょん(通称艦これ)』が思い出されますが、こちらは一切の萌えを廃し鋼の船体を忠実に再現したCG艦を愛でる硬派なゲームです。言っちゃえば硬派すぎて地味。
メイン声優陣も保典さんをはじめ堀内賢雄さん稲田徹さん中田譲治さんなど渋声のオジ様を配し媚びる気ゼロ。紅一点の神田沙也加さん演じる朱眞中尉もおよそ”その手の”需要に応えるようなキャラではありません。よくぞここまで思い切りましたね…。
第二次世界大戦のさ中、突如出現した正体不明の大艦隊”影の艦隊”が各国の海軍を攻撃し、大戦は一時休戦となった。各国は未知の勢力に対抗するため共同で”蒼焔艦隊”を組織し、世界の海を取り戻すための戦いに挑む。
プレイヤーは国際組織・蒼焔艦隊の総司令。
ゲームの進め方はガチャ(サルベージ)で艦艇を集めAP(重油)を消費してステージをクリアしていく、ガチャ・スタミナ制。
戦闘は艦これと同じくオート戦闘で、プレイヤーは所持艦艇の強化やパーツ・クルーの配備、陣形などを準備選択する。
艦これと異なるのは艦艇の主な入手手段が建造ではなく資材を必要としないサルベージ(海底から艦艇を引き上げる)であることと、戦闘で艦艇を破壊されてもロストせず整備の必要もないこと。その代わり艦艇の強化、強化に必要な設備の拡充などに膨大な資材を使うため、リソースをいかに効率よく集め配分するか戦略を立てる必要がある。
2017年11月現在、敵の”影の艦隊”については、
「各国の技術の粋を結集した最新鋭艦艇を凌駕する超性能艦隊が無尽蔵に湧いてくる」ということしか分かっていない。保典さんも収録後インタビューで「影の艦隊ってなんでしょうね」っておっしゃってるので、初回の収録では深いところまで収録してないみたいです。まあアプリゲーって収益がある限り際限なく続けられてしまうので、サービスが終了するまで詳しいことは分からずじまい、ということもあり得ますが(笑)
米原和正は蒼焔艦隊第一艦隊の司令官で、日本海軍大佐。影の艦隊に直接対峙した経験から司令官に抜擢される。詳細な設定は以下。
『艦艇ツリー』の語り部となるキャラクターを紹介します。まずは、第一艦隊司令官、米原和正大佐。35歳。CVは松本保典さん!
— 【公式】蒼焔の艦隊 (@soennokantai) 2017年8月18日
蒼焔艦隊総司令官(プレイヤーの貴方です!)の後輩で腐れ縁という人物です。#蒼焔の艦隊 pic.twitter.com/DK6qY9OTUn
【米原和正 1】
— 【公式】蒼焔の艦隊 (@soennokantai) 2017年8月18日
頭がものすごく切れるというワケではないが、自分で理論を構築し着実に実践していく。
できるといったことは必ず成し遂げるため、海軍上層部からの信頼は厚い。
海軍兵学校を卒業後は駆逐艦に配属されキャリアを重ねていくが―― #蒼焔の艦隊
【米原和正 2】
— 【公式】蒼焔の艦隊 (@soennokantai) 2017年8月18日
寄港した大湊で上官の二号さんに(とは知らずに)手を出したのばバレて大陸へ2年ほど飛ばされる。
欧州がきな臭くなってきた1935年に日本に戻され、参謀、重巡艦長を歴任。1941年に行われ大敗を喫した真珠湾攻撃の生き残り。#蒼焔の艦隊
【米原和正 3】
— 【公式】蒼焔の艦隊 (@soennokantai) 2017年8月18日
影の艦隊の恐ろしさを知っている者として蒼焔艦隊指揮官に抜擢、2階級特進し大佐となる。
信念と闘志は内に秘めるタイプであまり外には出さないため、回りからは人を信頼しない人なのでは?と勘違いされることも。本人はどちらかというと、義と情にとても厚いタイプ。#蒼焔の艦隊
2階級特進で司令官となったためか、英海軍のクラークや第二艦隊司令の独軍人ヴィテチェクに比べると”若造”感がします。保典さんもベテランなのに周りが恐ろしいキャスティングなので若めに聞こえる、という恐ろしい状況(笑)
一方で、日本海軍からの密命を無視し大局的な判断を下したり、大戦中の米・独軍人を軽口混じりでまとめ上げるなど器の大きさも垣間見えます。口調はかっちりしていますが、堅物というわけではなさそう。
司令になる前は駆逐艦を指揮し参謀・重巡艦長を経験したようですが、あるストーリーでは「いくら大きい船を指揮しても波をかぶる駆逐艦の味が忘れられない(要約)」姿が。クールに見えて中身は熱いんですね~キャラ紹介通り。
まだ艦艇ツリー(メインキャラの活躍が見れるモード)が拡張しきっていないので、これからの展開に期待。個人的には上記公式ツイッターの「女に手を出して左遷された」というエピソードがめちゃくちゃ気になる…!
ゲームは前述したとおり如何せん地味なのでいまいち盛り上がりを感じられないのですが(笑)、PvsPやマルチモードを見るに着実にプレイヤー数は増えているみたいセールスランキングにも度々顔を出すようなので、今後の追加要素に期待ですね。