ドラマ題名

放送年 / ジャンル

出演シーズン #第〇話

役名(キャスト)


海外ドラマの吹き替えのうちゲスト出演のもののまとめ。

松本保典さんが吹き替えているところしか見ていないのでざっくりとしたまとめです(笑)


ボードウォーク・エンパイア 欲望の街

2014年 / 歴史・ドラマ

シーズン5 #1
ロバート・ベネット、キューバ兵士


 禁酒法時代のアメリカで酒の販売を目論んだ実在の政治家・ナッキーの半生を描いたテレビドラマ。保典さんがゲスト出演したのはシーズン5の『ボードウォーク・エンパイア5 ザ・ファイナル』。WOWOWの無料放送(2017年3月27日)で見ました。ダークでおっかないドラマだった~…。

 

 いまだ禁酒法により酒の販売が禁止されているアメリカ。いくつかの拠点で酒の密売をして稼いでいたナッキーは、販売が合法化された時に販売権を独占するためさらなる商売相手を開拓していた。キューバにやってきたナッキーは何者かによって襲撃されるが、間一髪で難を逃れる。一方、ニューヨークの証券会社で秘書を務めるマーガレットは、上司の突然の自殺に打ちひしがれていた。

 

 ロバート・ベネットはマーガレットが秘書をしていた証券会社役員。朝会で勢ぞろいする社員の前で「この間ミッキーの映画見てさ~超面白かった~~(^-^)」と演説した後に、突如拳銃を取り出して自殺する。ひぇぇ…(;´・ω・) 劇中では名前は出てこないんですが、オフィスの窓に貼ってある名前が”Robert Bennett”って読めたので多分そうかな?という程度です。
 あと兼ね役でキューバの兵士(警察?)も。吹替のほとんどが外国語(笑)キューバだからスペイン語かな~?いかつい調子で「〇×△☆#%!」って話してました。すごい。


FBI 失踪者を追え Without a Trace

2003 / 刑事ドラマ

シーズン2 #17(通算#40)

ケビン・グラント


 イラクで負傷し帰国した米兵のケビン・グラントが、帰国数日後に失踪した。軍からの通報を受けたFBIのマローン捜査官達はケビンの部隊の仲間であるチャック、クレイらを調べるが、彼らの部隊は幾人も転属や早期帰国の処罰を受けていた。マローンはケビンが負傷した際の戦闘に何かが隠されていると踏みイラクへ飛ぶ。現地で小隊を調べた結果、ケビンはアメリカに残してきたフィアンセのサラから婚約破棄の連絡を受け、一刻も早く帰国するために上官と図って命令違反騒ぎを起こしていた。しかし作戦は失敗し、思いつめたケビンは戦闘中に自殺覚悟で敵の攻撃を受け、負傷兵として帰国することに成功していた。
 帰国した彼を待ち受けていたのはサラの不倫と、兄と始めた事業の失敗による借金だった。将来の先行きもなく恋人も失いそうになり絶望するケビンは、失踪前日にチャックに乗せられ銀行強盗を起こす。
 FBIの面々は逃走するケビンの行方を追いつつサラを取り調べるが、彼女に会うために舞い戻ったケビンに拳銃を突き付けられ、サラを人質にとられてしまう。

 

 FBI失踪者捜査班が活躍する1話完結の刑事ドラマ。本国では『ER』を凌ぐ視聴率を取った人気シリーズだったとか。

 

 保典さんが出演されたのはシーズン2-17話(通算40話目)の『兵士とフィアンセ』。イラク帰りのアメリカ軍兵士が失踪し軍からFBIに依頼があるが、軍は何かを隠しているようであり…というストーリー。

 ケビンは優し気な顔をした若者で、保典さんの声も人のよさそうな好青年って感じ。普通に話してる時にも「いい人感」がとても出てて、保典さんがキャスティングされたのはこの「いい人感」のためかな?と思うくらいです。このケビンが、はちゃめちゃにいいやつなのにはちゃめちゃに可愛そうな目にあってしまうのがつらくて…。

 ケビンとサラの切ないラブストーリーとしても面白いし、一話完結でゲストキャラにフォーカスされてるので私のような初見の視聴者でも楽しめます。

 

 吹替的にも、ケビンがサラに切なげに愛を囁くシーンや一緒に「雨にぬれても」を歌うシーンの保典さんがかわいくて聴きどころたっぷり。サラ役の小林さやかさんの熱演も素敵です。

 ちなみにTSUTAYAでは『FBI 失踪者を追え』ではなく『Without a Trace』で商品登録されてるので、検索の際は”ウ”で探してください(笑)


チェオクの剣

2003年 / 時代劇

#14(最終話)

王の側近


 『冬のソナタ』や『チャングムの誓い』に続いてNHKで放送された韓国ドラマ。

 

 良家の娘・チェオクは家を追われた後武人となり宮廷で働くが、スパイとして潜り込んだ反乱軍の頭領に心を奪われてしまう。やがて反乱軍は謀反を決行しチェオクは頭領のソンベクと剣を交えるが、ソンベクは死の間際に自分がチェオクの生き別れの兄・チェムであることを告白する。


 時代劇だけどあからさまなワイヤーアクションや背景から明らかに浮いているCGを多用していて、ファンタジー要素が強い。同じ枠でやっていたらしい『冬のソナタ』『チャングムの誓い』『オールイン』なんかは見たことあるんですけど、それらと比べると見劣りするかなって感じ(笑) つっても最終話しか見てないけど!!

 

 保典さんが吹き替えているのは国王の側近。台詞は一言だけのモブで、ほかにもアクションシーンの切られ役の声もいくつかされてますがどれも役名なし。ただしDVDのクレジットにはお名前が載ってます。


ふたりはお年ごろ

2001年 / 青春・コメディ

#7

ジャック・アーノルド(クリス・ケネディ)、キャスター


 14歳の双子姉妹が学校で恋をしたり騒動に巻き込まれたりするコメディドラマ。日本ではNHKで放送。姉妹を演じるのは双子役者(…というか今となってはデザイナーの方が印象の強い)オルセン姉妹。お二人ともティーンエイジャーの頃からずば抜けてかわいい♡ ちなみに日本語吹き替え版は姉妹が佐古真弓さん坂本真綾さん、両親が堀内賢雄さんと山像かおりさん、となかなかの豪華キャスト。

 

 #7『いとしのライリー』に出てくるジャック・アーノルドは、セクシーでムキムキ♡な消防士。夫と別居して男日照りな姉妹の母・メイシーを誘惑する。いかにも「ぼくイケメンです!!!」と言わんばかりの爽やかなボイスで笑っちゃいました(笑) あとはテレビのキャスターの声も兼ね役。


チャームド~魔女3姉妹~

1998年~ / ファミリー

シーズン3 #46

クリストファー(Michael Dietz)


 1998年~2006年まで8シーズンが制作された人気ドラマ。魔女になった3姉妹が魔法を使って悪者を退治するが、合間に仕事や恋愛など普通の女性としての悩みも抱える。

 

 シーズン3#46『魔法の日食』では、3姉妹の家に一羽のふくろうが迷い込む。ふくろうは3人の目の前で人間に変身した。彼・クリストファーは日が昇っている間ふくろうに変身してしまう呪いをかけられ、恋人と引き裂かれてしまった。彼は呪いをかけた魔術師に復讐するため、3姉妹の力を借りることになる。

 

 クリストファーは自分と恋人を守るため復讐心を燃やすムキムキマッチョ。精悍な青年と言う感じのキャラ。クリストファーもかっこいいけど、昼の間のふくろうちゃんも…というかそっちがかわいい(*'ω'*)


ビバリーヒルズ青春白書

1990年~ / 青春・ドラマ

シーズン8 #148~150

ジョシュ・ハンター(マイケル・トルッコ)


 ロサンゼルスの都市ビバリーヒルズを舞台に、新聞部のブランドンや友人たちの恋・友人関係のトラブルなどを描いた青春ドラマ。2000年までにシーズン10まで製作。日本語吹き替えは中原茂、松本梨香、堀内賢雄、安達忍、佐々木望、水谷優子、小杉十郎太(以上敬称略)など。

 

 ジョシュはブランドンの友人・ノアの兄。シーズン8の#148「めくるめく愛情」#149「告発の波紋」#150「裁判のゆくえ」に登場。ノアとは腹違いの兄弟で疎遠になっていたが、突然ビバリーヒルズに現れる。着いて早々ノアの恋人・バレリーを襲おうと彼女にデートレイプ・ドラッグを盛るが、行き違いでノアにレイプの容疑がかかってしまう。しかし彼はノアに容疑を着せたまま、訴訟を回避する方法や陪審員への根回しを講じ”弟を気遣う良い兄”を演じる。さらに交通事故の怪我で参っていたノアの恋人・ドナに、医師に無断で中枢神経刺激剤を与え、薬漬けにしてしまう。

 ノアとバレリーの仲はこじれ、決着は民事裁判の場に持ち越された。ジョシュは裁判の間も弟を騙し続けた。最後にはドナにより薬を盛った真犯人がジョシュであることが暴露されるが、その時既にノアには判決によってレイプ犯の汚名が着せられていた。

 

 #148~150まで続き物の話。ノアの兄ジョシュが仲間たちの友情を引っ掻き回し遺恨を残すという、何とも重いストーリー。悪いやっちゃ。